事前注釈:マニアックなお話となります。汗


先日実家に帰って懐かしい写真を見つけてきました。
(アルファロメオ乗りのwanwanさんにここで載せるって約束をしてからだいぶ経ってしまいました。)
IMG_7597
20才の時に大借金をして購入した並行輸入車。アルファロメオ145の写真。
今では作られていないアルファロメオ製の水平対向ボクサー1.7L 16Vエンジンを搭載。ボクサー独特のドロドロ音と振動が本当に懐かしい。今改めて乗りたいですね。

1994年に本国でデビューしたあとは暫く日本には正規輸入されていませんでしたが、クルマ雑誌を見て一目惚れした結果、並行輸入車を探す事に。まだ当時乗っていたセリカのローンが残っているのにローンを上乗せして購入。泣
IMG_7608
今やVWグループのデザインを取り仕切るワルター・デ・シルバが、アルファロメオデザインに入って最初の市販車じゃなかったでしょうか。直線とわずかにふっくらしたラインの絶妙なコンビ。サイドウィンドウの下ラインがえぐれた造形。リアウィンドウがフロントグリルと呼応してV字に切れた造形など、Cセグメントハッチバックとしては異色なデザイン要素が沢山ですね。イタリア車でしかできない絶妙なバランス感。
IMG_7609
ペルビンカブルーメタリック(pervinca=すみれ)は紫にもブルーにも見えためずらしい色でした。アルミホイールのデザインが155や33と同じタイプなところが外装ではツインスパークとの大きな違いですね。




ついでにその後に乗っていたアウトビアンキの写真も出てきました。Y10 1.3GT。
日本とイタリア以外の国ではランチアブランドとして売られていた「小さな高級車」の元祖。当時最先端だった素材、人工スウェードのアルカンターラなどもインテリアに奢られていました。このサイズで1.3エンジンはかなりきびきび走りました。
IMG_7731
あのジウジアーロも「素晴らしいデザイン」とカースタイリング誌のインタビューで答えていたシャープなくさび形の造形。現代のクルマにはここまでシンプルな面構成は無いですね。
通常マットブラックであるリアゲートをダークグリーンメタリックで塗装していたのは前オーナーの趣味でしたが、すごく気に入っていました。偶然にも145と似たデザインのホイール(キャップ)。
IMG_7732
この後も色々イタリア車に乗ってますが、それはまた写真が出てきたらたまのマニアック企画として載せるとします。。