Outdoor Life Designs

お金を掛けずに心地よい子育てアウトドアライフを目指して。

17歳の息子の居る父親です。なるべくお金を掛けないで心地よいアウトドアライフをめざしています。今までに気になったキャンプアイテムの紹介や、自分で行ったアイテムの改造など。たまに息子編もあり。

タグ:グラベル

どうも息子です。
今回はシクロクロスに参加するまでの経緯をご説明します。

シクロクロス出場まで   


友人と自転車レースの話に夢中になっていた時です。
ふと自分たちで参加できるイベントはないかと調べたところ、県内でシクロクロスのレースが開催されていると知り・・

 「 これなら僕たちでも出場できそう 」

という希望が生まれ、シクロクロスについてはまったく無知にも関わらず3ヶ月後に開催されるレースの参加登録を済ませてしまいました。

参加登録を済ませてしまいました。どうしよう

レースって大会にもよりますが参加費もそれなりにお値段するんですね。
もう後には引けません。
しかし現在愛車は旅を終えたツーリング車の状態。
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芦ノ湖にて


それでもやはり愛車くんと走りたいので、できる限りシクロクロスに近づけるように頑張ってみることにしました。

主な変更点は


・ペダル、シューズ
・ヘルメット
・フロントギア交換
・タイヤ



順に説明していきます。

ペダル・クリート・シューズ

付け外しの多いシクロクロス競技でのペダルは基本的にSPDシューズになっており、新しく両面SPDを購入。




もっと軽量なモデルももちろんあるけど他のパーツの予算のことを考えるとここら辺がちょうどよかった
両面ペダルは付け外しの時のストレスが減ってすごくよく、見た目もスッキリ。


また乗り降りや高低差の激しいシクロクロスではクリートが外れやすいのは命取りなのでクリートを外れにくいシングルモードに変更。




そしてSPDシューズも、紐タイプのシマノクリッカーから固定力の強いボントレガーのベルクロタイプに変更。
XZ356というモデル。
大人の方々はさらに固定力の強いダイヤル式固定のシューズを使ってましたね。

ヘルメット

シクロクロスなど自転車競技には安全に走ってもらうため、様々な安全基準をクリアしたものが使われるそうで出場条件にJCFステッカーの貼ってあるヘルメットが必要とあり、急いでヘルメットを購入

METのPARABELLUMというモデル
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bluegrass(ブルーグラス) PARABELLUM 3HELM97M0AR マットオレンジ/レッド M







オージーケーカブト(OGK KABUTO) 自転車 ヘルメット補修パーツ キャンバスバイザー ブラック
OGK KABUTO(オージーケーカブト)






元はMTB用ヘルメットで買った時はバイザーが付属していましたが、外した方がかっこいいので代わりに布製のバイザーを装着、いい感じです。
 
後ろからの視認性バツグン、安全性も向上。

愛車のカラーリングともマッチしていてとても気に入ってます。



フロントギア


私の愛車はダート走行も視野に設計されていますが、さすがに本物のシクロクロスバイクとは言えず大きな違いとしては

シクロクロス車はMTBのようにフロントギアが地面に当たらないために
BBの位置が高く設定されています

対して私の愛車は長距離を楽に走れるようにどっしりと乗れるよう、
BB位置が低めです。

実際のコースに試走に行くと、
フロントのアウターギアが坂の凹凸に引っかかり思いっきり転倒しました。
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これは危ないと思い急遽フロントのアウターギアを50Tから48Tに変更。わずか2Tの差ですがギアのサイズが小さくなったので引っかかり転倒はなくなり、全体的にギア比が軽くなり、より坂を登りやすくなりました。
箱根に登る前に換装しておけばよかったかなぁって思ってます。


ちなみに一緒にシクロクロスに出場する予定だった友人も一緒に準備してくれていました。
彼の自転車はフロントシングルに換装しており、レースの時には僕のスペアバイクとして準備してくれました。
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レースの時はメカニックとしてピットスペースに待機してくれました。ほんとに感謝
そして現在、彼の自転車がめちゃくちゃいい感じに仕上がっているのですがそれはまた後日ご紹介…


タイヤ


最後はタイヤです。今回のカスタマイズでここが一番大変でした。

その時愛車に履かせていたタイヤは28cのマラソン




よほどのことがない限りパンクしない最強タイヤですが、重量が重くタイヤのパターンがオンロード用で
泥道や自転車を担いで越えるセクションが多数存在するシクロクロスではさすがに厳しい…

それにシクロクロスのコースは非常にテクニカルなコーナーが多く、高い空気圧ではコーナーでの接地面が少なくスリップしてしまうことも。
大体のシクロクロス車はTLR(チューブレスレディ)という種類のタイヤを履かせているそうで、専用のTLRホイールとリムテープで密閉し、チューブ無しで走行が可能、さらに中にシーラント(外気に触れると固まる液体)を入れることでパンクを防ぎ、低い空気圧でも安全に乗ることができます。


愛車に付いていたホイールがちょうどこのTLR対応ホイールでしたので交換してみることにしました。
友人から余っていたIRC社製シクロクロスタイヤSERAC CXをありがたく譲ってもらいTLR化は順調に思えましたが 
しかし…
IRC SERACCX TUBELESS 700×32c 19048J
IRC(アイアールシー)


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ボントレガーのTLR用リムテープ購入のため自転車店で相談した所、

なんとどこのお店を探しても在庫はないどころか、国内では取り扱いがほとんど無いそうで…
わざわざ本国から送っていただきました。合わせて18000円ほどの出費、痛い
さらに到着したのは大会ギリギリ一ヶ月前…
急いで組み付けして練習に入りました。

こうして無事レース仕様の愛車が完成致しました。
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レース前の愛車って洗練されてる感じがいいですよね





こんな感じで高2の秋、それなりに準備期間とお金をかけてレースに臨んだわけですが…

レース当日

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想像以上にハードなコースに苦戦する自分

序盤から落車に、メカトラ、色々重なり結果は周回遅れと残念な感じになり
人生初自転車レースは悔いの残りまくる結果となりました。
ですがレース会場で色々な人とお話できたり、周辺のイベントなど、充実した1日でした。

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レース後倒れこむ自分。

もちろんこれで終わるつもりはなく、次回は完走を目指し、来年、再来年の大会に向け準備中です。
ホビーライダーとしてこれからもちょくちょくグラベルバイクでレースやイベントに参加したいな
と思っております。

以上思いつきでシクロクロスに参加してしまった話でした。

次回は最近のグラベルロードのライドスタイルを紹介します。
 

続く



 


どうも息子です。


以前の投稿からかなり時間が空いてしまいましたが、

何をしていたかというと・・



昨年は静岡まで一人旅。途中で重装備で箱根に挑戦したり・・
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いまだに自転車は続けていて、いろいろな方面に手を出してアドベンチャーに生きてます。 
自転車歴も6年目になり、それなりに走り方のスタイルにもこだわりを持つようになりました。 



さて最近はというといわゆる「グラベルロード」というジャンルにどハマりしております。
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大まかに説明すると「砂利道を走るためのドロップハンドルの自転車」 です。
近年雑誌やyoutubeで取り上げられ国内で急激に成長を見せるこのジャンル、
お店でもかなりグラベルロード、マルチロード、オールロードという名で目立つようになってきました。


グラベルロードというジャンルは海外ではグラベルロードのみのレースが多数あり、
おしゃれなスタイルで人気なジャンルですが国内では特に若い世代ではまだまだ広まっていないかなぁ という印象があります。

現在、自転車仲間の友人数人をまんまとグラベルロード沼に沈めることに成功し、

砂利道を駆ける青春の日々を過ごしております。

今後は私がグラベルという領域に手を出すまでの経験を書いていき
ついでに皆様も足の爪の先までグラベルロード沼に沈めたいなと思っております。
ぜひ10代や若い方にも興味を持っていただけたら幸いです。 


私のツーリング車がグラベルロードになった経緯



事の発端は数年前行ったPICA富士西湖キャンプ場にてMTBに初めて乗ったことが始まりでした。
リオオリンピックの影響もあり、オフロードへの関心が高まっていた矢先、
これは是非やりたい!!と父に懇願しあらかじめ予約していました。
そして当日、

ー手に伝わる振動、体全体が重力に揺さぶられる感覚、森を駆ける爽快感ー

数時間のライドでしたがロードでは感じられない魅力に
あっというまにオフロードの虜になってしまったわけです。

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自分の中でMTBブームが巻き起こり、かなり本気で本格的なハードテイルMTBを購入まで考えていました。

しかし当時、我が家には既に自転車4台、(現在は5台ですが)
私の貯金もカメラのレンズ代に消え、現実はそう上手くいきませんでした。

それでも中々諦めきれず、指をくわえながらヤフオクを眺める日々が続いていました。

そんなある日
壁にかけてある愛車を眺めながらふと問いかけました。
「 君…オフロードも走れない? 」
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というのも私の使っているトレック720アドベンチャーロードという名で発売され、

コンセプトとしては様々な環境下でより早くより遠くへ旅するための自転車であります。

今考えてみればパイクパッキング、グラベルバイクを各メーカーが提唱しはじめた初期の頃。
・・そんな時代に出たロードとはちょっと違った自転車だったのです。
 
タイヤもちょうど最強の持久力を誇るマラソンに替えていましたので



その時から愛車で少しづつ砂利道砂浜を走るようになっていきました。

それなりにオフロードも回数を重ね、走り方もより大胆になってきた頃、
「高校生のうちに一度でいいので自転車のレースに出たい」という自分の密かな夢を思い出し、夢の実現に向けて動き始めます。


そして16歳の夏、思わぬチャンスが訪れます。




続く

 








 

どうも、息子です。

先日ついに夏休み自転車ツーリングを実行いたしました。
イェーーーイ\(^_^)/

今回は船橋市から花見川サイクリングロードを通って
印旛沼を抜け坂田ヶ池総合キャンプ場を目指します。
(キャンプ場の詳しい記事は父の記事を参照ください。「坂田ヶ池総合キャンプ場。」

朝7時出発
荷物分担は自分は調理器具、ランタン、等

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そしてGTは新しくgios(以後名前をgiosとします。)を納車、ミノウラのキャリアとGIANTのパニアバッグ
でスリーピングマット等と食料等
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そしてルイガノはGIANT(以後名前をGIANTとします。)のロードをgiosに貸してもらい
キャリアを貸して百均のボックスの中に荷物を入れてテントをくくりつけました。
結構無茶苦茶な設定で前輪をあげたら最後ウィリー状態です\(^_^)/
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花見川サイクリングロードは日曜日だけあってランニング中の人やサイクリング集団の人
散歩中のマダムが声を掛けてくれました。


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花見川サイクリングロード名物、印旛沼の風車に到着。凄い数の自転車乗りがいました。。

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お昼は安くて美味しい丸亀製麺。。
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午後3時頃キャンプ場に到着
午後4時からチェックインして、さくっとテント設営。
夕食は焼き鳥とサトウのご飯。
メシの後は近くの温泉「大和の湯」にいってきました。

キャンプ場の裏口の林道から出たのですが、、、暗ぇーまさかの肝試しまでできるというある意味有能すぎるキャンプ場。ハリー・ポッターのメインテーマを携帯で流したら二人とも『吸魂鬼がくるからやめろ!』と怒ってました。(笑)
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翌朝、ぐっすり寝れました。
早起きした分早くテントを撤収して6時半出発。
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IMG_5756のコピー
出発!!
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調子よく出発しましたが。。。帰りに悲劇が起きました。二人が早すぎて置いてかれました。
(先に行ってしまった分岐でそれぞれ違うところに行ってしまったみたい)
スマホも肝試しの時のライトでバッテリー使い切り、連絡が取れません。汗
なんとか別ルートで生還できましたが危なかった。。。完全に迷うところでした。
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往復130km。
帰ったときはもうへとへと、ですが楽しい二日間でした。

来年は受験生ですが今度は近場でどこかにいきたいですね。






 






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