アルパカ本体を塗装したり灯油缶を塗装したりと、しばらく準備をしてきましたが、ようやく実際に使ってみましたので、自分なりのTIPSの紹介などまとめてみます。
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オリジナルカラーへの塗装の記事はこちら。

アルパカストーブ塗装。

アルパカ用灯油缶塗装。


購入先はアルパカストーブの通販サイトとして有名な未来マート
TS-77コンパクトの白を購入。購入してからたったの4日間で到着。
一緒にケースと替え芯を購入。合計で2万円程度。
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赤いケースはもっと質感が良いかと思っていたけど、やや光沢があり若干チープな印象。本革?のロゴ付き。
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輸送のために一点、重要なコト。購入時に輸送で使われていたストーブ内に入っていた芯の段ボールは捨てずに取っておくことをお薦めします。中央の燃焼部分がぐらぐらするので、その固定に必要です。輸送時はこれを取り付けて運んでいます。

購入後に塗装して、今は灯油缶とともにベージュカラーに。
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皆さん使われているコーナンの七輪用ゴトク。これも購入してみました。500円くらい。
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たしかに、ぴったりすぎるほどフィット。
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しかし、折角コンパクトタイプのアルパカを買ったのに、これにフタを載せると見た目的に頭の部分が重たい感じになってしまいます。可愛らしい感じだったのに若干の違和感。
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ちょっとあたまでっかちになるのです。
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今のところダッチオーブンのような重たい物を置く予定はないので、代替アイデアを検討。
調べると、SOTOのダッヂオーブン用の丸編みのグリルを購入して使っている方が居ました。しっかりした物で2000円以上もするそれなりのお値段だったので、代替品としてダイソーで適当な丸網を購入しました。24センチのタイプです。
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これがぴったりフィット。
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鉄瓶くらいは全く問題なく置けました。荷重がかかると丁度中央が窪み、アルパカの上部のシルバーのリングの部分に荷重がかかります。そんなわけで、十分ある程度の重さの物も置けるようになりました。
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これなら蓋をしたらデザインは元々のままなので全く気になりません。
コーナンのゴトクは残念ながら使用は見合わせて、このスタイルで行こうと思います。
もちろん、通常の黒いトップカバーのままで鍋など置いても十分燃焼力もあります。
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あとは細かい事ですが、アルパカの底に室内で傷が付かないように椅子の脚に貼り付ける保護シートを貼り付け。屋外では下にすのこを使おうと思います。すのこはダークブラウンに塗装準備中。
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それから最後に。。
ストーブと一緒に届いたケースなのですが、ハンドル部分がよれた状態で縫われていました。
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細かい事なのですが、未来マートに記載された日本のサポートセンターである株式会社ハピネスさんにメールで相談したところ、すぐに新品を送ってくださるとの回答。二日後に新しい物が届きました。
最初に届いたケースは、韓国へのレポート用に返品することになり、着払いの伝票も同封していただきましたので、送料は先方持ちにしていただきました。この一連の対応がすごく早くて、今後も安心して使えるなぁと思ったのでした。

あと、心配な燃料漏れですが、塗装後に再組立時にシール用のゴムを丁寧に組まなかったせいで若干灯油漏れがありました。これを治したところ、今は問題なさそうです。ダイアルの根本から漏れる問題も今のところ大丈夫そうです。
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もし問題が起きたら「液状ガスケット」で修正する準備も万端です。
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壊れてもかなりシンプルなパーツ構成だし、アフターパーツもしっかりあるようなので、長く使えそうです。
実際のストーブの暖かさですが、トヨトミなど他の屋外ストーブを使ったことが無いですが、かなり安定した火力で十分な温かさを得られています。ユニフレームのワーム2との比較は、輻射熱のおかげで比べものにならないほど暖かかったです。サイズは大きく燃料も灯油とお手軽ではないですが、十分運べるコンパクトさでこの温かさは素晴らしい。これから寒い時期の外出も増えそうです。
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このサイズがダイソーと同じサイズの24センチ。
BUNDOK(バンドック) バーベキュー 焼きアミ 丸型 BD-310
BUNDOK(バンドック)
2012-04-05


後日、こちらの漏斗を入手。給油時に汚れなくなりました。凄く便利。



追記
以前売られていた格安一酸化炭素チェッカー(警報器)の不良情報がありましたので載せておきます。
http://outdoor-design-amarone.blog.jp/archives/76629350.html 









アルパカストーブ ts-77a
ノーブランド品

 
追記

後日、風よけアルミプレートを使った反射板設置をしてみました。




8分割のウィンドウスクリーンならどのタイプでも大丈夫です。
反射板付きのアルパカストーブもありますが、コンパクトサイズは反射板がついてきません。
このウィンドウスクリーンをつかうと、反射板ありなしが自分でえらべます。

ちゃんと正面だけ暖かくなります。
反射板のある周囲は熱くないので、シェルターなどでの幕に近い場所に適しています。
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取り付け方はなにも工作はなし。
燃料タンクと上部パーツの取り付け用ネジと、網の部分の間にウィンドウシールドを立てるだけ。あとは、持ち手をかぶせると倒れ防止になりますよ。
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驚くのは使っているときでもこの反射板に触れても熱くありません。多少の暖かさはあるけど、外周に出て行くべき熱気は上部にほとんどがあがっているようです。(使用中でも反射板の取り外しも気をつければ可能)ということは、熱量が上部だけに行くと言う意味では火力もアップしていると思われるので調理への効率化も高いですね。
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アルパカストーブの方には是非おすすめしたいです。



さらに追記です。

購入して1年後の冬前に使っていると、ダイヤル部分のプラスティックが壊れていることを発見。
このダイヤル、灯油に耐性のある樹脂を使っているかとは思いますが、給油の際にこぼれた灯油が悪さをしたのか、温度差などで割れたのか。
どちらのせいかは定かではありませんが、大きく割れてしまいました。
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丁度スペアパーツを持っていましたので交換しますが、耐油性の問題かどうか確認するために、収納時はダイヤル無しで収納しておこうかと思います。持っていたスペアパーツは以前のバッグ返品交換の際に手に入れた物ですが、未来マートさん(の日本代理店ハピネスさん)でストックは持っているようです。

と、いいつつ、こういう状況を逆手に、ダイヤルを無垢のウッドで自作してみるのも悪くないかもしれませんね。とっても可愛らしくなりそう。時間があればやってみたいです。