Outdoor Life Designs

お金を掛けずに心地よい子育てアウトドアライフを目指して。

17歳の息子の居る父親です。なるべくお金を掛けないで心地よいアウトドアライフをめざしています。今までに気になったキャンプアイテムの紹介や、自分で行ったアイテムの改造など。たまに息子編もあり。

May 2016

「今、買うならどこのタープとテントがいい?」
子供の居る友人がこの夏からキャンプをするらしい。
雑談の合間に聞かれた質問だ。

・マンション住まいはクルマ(駐車場)が遠い。
・忙しいから連泊がむつかしい。

この二つに該当する方、結構多いかとおもいます。そんな方々は・・

→荷物はできるだけコンパクトで軽く。
→設営撤去は楽な方が良い。

・・という目線が結構大事だと思っています。


最近のお洒落キャンプは、荷物を運ぶことや収納するクルマの大きさの制約を無視した傾向が強いですね。雑誌ではグランピングや、ノルディスク、スノーピークなど今皆が憧れるアイテム達ばかりが載せられているけど、その裏に大変な労力があることを忘れてしまいがち。荷物を運ぶのと設営だけで家族との時間やそのパワーが失われてしまっては勿体ないと思うのです。

あと、タープとテントが一緒の2ルームタイプのテントもありますが、おすすめできません。
「一回の設営でタープとテントの両スペースが実現」なんて紹介されていますが、デイキャンプの時にはタープだけでいいのにテントまで設営しなければならないという逆の大変さがあり、実は汎用性がありません。意外と盲点なんじゃないでしょうか。


・・ということで、友人にお勧めしたのは、
■モンベル ムーンライトテント 5型 or 7型
■タトンカ タープ2TC or 3TC 
の組み合わせ。
価格は決して格安ではありませんが、この先色々な状況で何年も使える質の高いプロダクトたち。
(でも高価格すぎない)

モンベル。この会社、アウトドアに向き合うほど真摯にものづくりをしている会社だと思います。値段もリーズナブルだしプロダクトは細かい所まで行き届いている。そんな会社で変わらずロングセラーのプロダクトがムーンライトテントです。

お洒落なキャンパーさんはMSRとかヒルバーグ、スノーピークなどを使っている人が多数ですが、実際問題家族持ちのレジャーとしてはそんなにお金を掛けられない人が大半なんじゃないでしょうか。さらにここ数年のキャンプ道具の高騰ったらないですよね。

・・そんな空気の中、ムーンライトテントはお手頃価格でデザイン性も悪くない、長年使える丁度良いプロダクトだと思うのです。
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ムーンライトテント、ざっくり長所を言うと・・

■日本の気候に合わせた入口2箇所と窓が2箇所、で通気性を確保。
※暖かい気候になればなるほど重要さに気がつきます。暖かい時期だけキャンプする人も多いと思います。熱い空気がこもらないというのは必須条件。インナーテントとフライシートの隙間が広いのも結露や雨の日対策になる高ポイント。

■独自のA型フレームによる超簡単設営。
※時間は限られてます。家族との時間が大事!月夜でも設営ができちゃうというネーミングセンスも素敵。

■数年前に新しく追加されたアイボリーカラーが今っぽいカラーリング。タトンカともぴったり。
※色のトーンを揃えるというのはそれだけでお洒落に見えるポイント。

■自立できるテントであること。
※設営場所に縛られないことは長く使うプロダクトとしてはとても重要。風にも強い設計。

■グラウンドシートとフライシートだけでシェルターのような使い方も可能。
※ビーチやデイキャンプでも高い汎用性を発揮。雨の日にインナーだけ乾燥撤収も可能。

■何年も変わらないプロダクトだから古くならない。修理もパーツもずっとある。
※初期投資で長く使いたいなら大事なポイント。

意外とこれらの長所を兼ね備えたテントって見つかりにくいんです。
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ポールは二組。ひとくみごとにショックコードで全てが繋がっていて、ぱちぱちと何も考えずに広げてしまえば組み上がる。あとはテントを吊り下げていくだけの超簡単設営。
先日購入したNaturehikeのテントが似たような設営構造でした。本当に簡単設営。テントの設営で大変なことは、スリーブにポールを通す作業や、違ったカタチのポールが多いというケース。これが全て排除されています。(参考「Naturehikeテント」 「Naturehikeおためし三番瀬。」
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5型のサイズ。ポール込みで5.4kgと軽量なのがなによりいい。
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7型のサイズ。このくらい大きいと雨の日でもワンポールテントのように中だけでゆったり過ごせます。
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ほんとよく考えられたいいテントだと思います。

検索しても一部の人にしか着目されていないような気がしていて、ついつい色々書いてしまいました。
既に自分のテントがあるのに、これ欲しくなってきました。汗


個人的にはデザイン性の優れたアイボリーカラー推しオンリーです。








タトンカタープはこのサイトでも良く見て頂いて居ますのでざっくりと・・
(参考「タトンカ。」

■ポリコットンで遮光性が高くて涼しい。
(日本の日差しは強い。薄いタープは使えません)
Eureika!やUNIFRAMEのタープもベージュですが、ナイロンなので遮光性は低く、夏は結局タープ下で過ごせないとかあるあるなのです。

■ポリコットンが難燃性が高く安心。
気をつけていればタープ下で焚き火も可能。

■ベージュ(ややグリーンぽいポリコットン)が長年使えるしイマドキ感。



他にも候補のせときますね。ベージュやブラウン系統ばっかり。
ヘキサゴンタープTC470(ポリコットン) TF-TCHT470

ビアンキのメンテナンス中。
ブレーキ、ギア関係をスムースにするべく、メンテナンスに出しました。
自分で・・とも思ったのですが、ちゃんとセッティングしてほしかったのでプロに依頼。
そのまえにFREITAGのJOANバッグの位置を調整してみました。
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フロントに元々付けるタイプのバッグですが、ツーリング用につけたリアのキャリアに丁度付けられるのではないかとトライ。なかなかいい感じに収まってくれたので、しばらくこのままで使ってみます。
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ツーリングなどのときの小さなあかり。キャンドルランタン。
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荷物をとにかく減らしたいのでどうしてもヘッドランプ(ヘッデン)がコンパクトさと使い勝手で選ばれますが、折角のキャンプですから、やっぱりちょっとは温かみがほしいなぁ、と思います。


ヘッドランプはGENTOSのHC-12SLを使用しています。800円程度の超リーズナブルでコンパクトなもの。最初はこれにモンベルのクラッシャブルランタンシェードを購入する予定でした。ナイロンの袋をヘッドランプにかぶせると反射で即席ランタンになっちゃうというすぐれもの。でもLEDの無機質な白い光は変わらないんですよね。


ということで、キャンドルランタンを初めて入手しました。
ハイマウント フォレストヒル キャンドルランタン。
キャンドルは100円ショップに売っていたり、IKEAで100個くらいまとめ買いできるあのタイプです。
とても小さい。光もこのキャンドルなので光量はほんとに小さく、あくまで雰囲気ものです。
でもやっぱり温かみがありますね。
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ペット素材のケースはパッケージとしてそのまま販売。無機質ですが緩衝材としては機能的。

写真はランタンの中にスペアのキャンドルを入れて自転車でがたごとされたためにホヤの内側にロウが付いてしまった状態です。意図せずスリガラス風に。でもこのあと少し経ったら熱で溶けてホヤは綺麗になりました。
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キャンドルを3つスペアで持って行けます。
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普段でもテーブル上のアクセントとしていいかもしれない。ちなみに結構熱いのでご注意。
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時間が経つと熱の当たる上部だけ金色が灼けてきますね。その方が光沢が落ちて自然な色味になる。下部も熱を加えて色を上部と合わせる人もいるらしい。今度やってみよう。
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夕方はやめに点灯してから寝るまでにキャンドル交換は全く不要でした。
写真のテント前室にあるあかりがキャンドルランタン。本当に微々たる光だけど、キャンプはこれでいいんですよね。

と、いいつつテントの中は安全上結局LEDヘッドランプに頼るしかなく、モンベルのクラッシャブルランタンシェードがあってもよかったかなぁ。。とも思ったりして。。








GWなかごろのある一日。
船橋三番瀬で初めての潮干狩りでした。
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近かったけど、あまりに混雑する話を聞いていたのでなんとなく縁がありませんでしたが、友人に誘われたので参加する事に。

その日は干潮の関係で朝7時半から10時までの開催時間。朝4時半に駐車場が会場。7時前には到着の予定でしたが、国道357号線から三番瀬に向けて入った道から既に渋滞でした。県外ナンバーが多い。
その時既にメイン駐車場も近隣の臨時駐車場も満杯だったようで、集まったクルマ達は周囲に路駐となりました。当然ながら推奨されるべきではありませんので自己責任ではありますが、全体の状況だけをお話しすると、交差点そばの駐車、工場や企業のエントランスそばは警察がやってきて取り締まっていた模様です。(ただしチョークはひくが、そのまま帰りも残っているくるまもありました)
また、潮干狩り会場では佐川急便のオフィスそばの路駐車両のナンバーを連呼していました。警察に連絡が入ったりするんでしょうね。
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駐車してから少し長い列に並んでチケット購入。
大人430円。小学生までは210円。
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道具は前日に熊手を100円ショップで購入。網は現地で配っていました。あとは収穫用のバケツと掘りながらちょっと座れる椅子があるといいですね。熊手は熊手の隙間に格子のはいったタイプを使っている人が居て、本気ならたぶんあれが使いやすそう。
しかし、しゃがんだ体勢をずっと強いられるのはなかなかしんどいですね。掘ってる間は真剣なのでそれを忘れてしまうのですが、あとになってけっこう大変ですねえ。(ここで濡れても良い低い椅子があるといいのです)

でも、その頑張りで結構取れました。
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2家族6人の2時間の成果。このあと出口で軽量に並びます。100gにつき80円で持ち帰り。

・・ということで、昼前に終わったので、海水での砂抜き中に一旦解散してからお昼に再集合。屋上ランチとなりました。ちなみに海水で放置しておくと2時間くらいで十分砂抜きができます。

ボンゴレロッソ。
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アスパラに半熟目玉焼きのビスマルク風。
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鯛も買ってきて、アクアパッツァ。
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このアクアパッツァの出汁が最高で、ボンゴレロッソに掛けたらさらに美味になりました。
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いい感じのランチ会になりました。
新鮮なアサリはこんなにもしっかりした味なのかと感動。ちなみに翌日には残った出汁でリゾットでした。これもまた美味。あと、残ったアサリはすこし水で洗ってからジップロックで冷凍です。冷凍しちゃうと食べきれない量も長持ちします。


参考にもちもの
・熊手(格子の入った高級な奴がすごそう)
・バケツ
・掘りながら座れる椅子があると楽(海で濡れても良いもの)
・帽子
・日焼け止め
・アクアシューズ(ビーチサンダル可)
・網は現地でもらえます
・砂抜き用に海水を持って帰るペットボトル(現地の海水が砂抜きに最も適してる)


初めての潮干狩り。かなり真剣になりました。
混雑は大変ですが、季節のイベントとして年に一回くらい行くのはいいと思いました。GWを過ぎればすこしだけ混雑は落ち着くかもしれません。しかし、ここで火気禁止条例は残念ですね。昔だったらこのままバーベキューでしょうねぇ。


調べるとここでホンビノス貝(最近白ハマグリとかわけわからない名前でこの貝を呼んでいる居酒屋とかあるらしいですが。。)とかマテ貝(パン粉とバターでオーブンに掛けると美味なイタリアンになる)もこの区画された場所以外のところで取れたりするらしいですね。(漁業権のチェックは必須)そちらはシーズン外の人の少ないときに一度来てみたいと思っています。


検索でこちらに来られた方は、翌年に潮干狩りに行ったときに色々あたらしい手法が身につきました。
よかったらご覧下さい。
http://outdoor-design-amarone.blog.jp/archives/70552919.html


もし行かれる際はこちらのサイトで開催日程と干潮時間のチェックを忘れずに。
 
ふなばし三番瀬海浜公園 
2018年のサイトはこちら。




この熊手があるとすごそう。。僕らはあみあみ無しの100円均一でした。
ステンレス フルイ 30cm
ミネックスメタル







こんな土古いも場合に寄っては便利アイテム。






あと、こんなソリに荷物一式を入れて移動している強者も居ました。たしかに便利。

千葉県民キャンパーにとってのニュルブルクリンク(C)wanwanさん)の一つ、ゆうゆう公園へデイキャンプに。新しい椅子のテストですね。
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今回はキャンプもよくやっているという友人家族と一緒。
タコヤキパーティー&子供達の焼きそば調理がメインです。
予約無し、トイレ、水道完備。
ただただ広い緑の地面と所々に大きな樹木。
素晴らしいです。
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椅子がコンパクトになったことで、荷物がかなり減りました。これは助かる。
タープ、チェア2脚+小チェア2脚、コット2台、調理道具一式、コーナンラックテーブル2台。クーラーボックスは折りたたみ。(焚き火台と囲炉裏テーブルは友人手配)
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コットのお昼寝場所確保。
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アルパインデザインのコンパクトチェアのデビュー。
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朝8時だと誰も居ませんが、このあとお昼くらいには駐車場が一杯になりました。さすがGW。
公園自体が広いので、駐車場から離れれば広い場所をキープすることも可能です。今回は大きな木の北側にタープを設置で終日木陰に。
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タトンカ3TCにハンガーロープ(ハンガーロープ)は鉄板の組み合わせ。
トイレットペーパーもハンガーに。(ロールペーパーバッグ)
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スーパーで購入した半額だったスモークの鴨。炙ったら美味でした。帰りに追加購入しようと既に両家族で決意。笑 キャンプの時に、とりあえず設営してすぐに何か食べられるものを買っておくというのは、結構いいかもしれないなぁと最近思ってます。気持ちに余裕が出ますね。
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野菜は最初に。
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友人のたこ焼き器 iwatani 炎たこ。キャンプでたこ焼き、なかなかいいですねぇ。うちも今度バーナーで使えるプレートを購入することにしました。
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子供達作成の焼きそば。
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タコさんウィンナー投入。
うちの囲炉裏テーブル(囲炉裏テーブルDIY)を見て友人がコンパネで自作したオリジナル囲炉裏テーブル。こちらは一体型で折りたたみできるタイプ。コンパネだから軽量。塗装されているからチープ感も全くなくていい感じです。
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たいてい周りに野菜が落ちるあるある。
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完成。
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焼きマシュマロ、初めてやってみましたが、全く違うとろっとした食感、いいですね。コーヒーに合う。
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緑が豊かです。5月の新緑は美しい。
ちなみに、となりで中国の人達がキャンプしてまして、周りに咲いているタンポポの葉っぱを一生懸命収穫して、そのまま洗って食べてました。すこし調べると本来茹でてアクを取って冷水につければ、食べることもできるらしいですね。(ちなみにタンポポの花の下の緑の所が裏返っているのがセイヨウタンポポでそっちはちょっと苦いらしい。)あと利根川で鯉を釣ってきて焼いてました。汗 彼らの日常的な野営感にちょっと退きつつも感心したりして。
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ゆうゆう公園は園内に舗装された小道が周囲にあって、ブレイブボードやキックボードで遊ぶ子供達がかなり多かったです。うちの子たちもブレイブボードでへろへろになってからの恒例UNOでした。
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スーパー裏道ルートで帰宅。品薄を心配していたスモーク鴨も無事入手できました。

この時期の外御飯は湿気もなくて、気温も適度で贅沢ですね。
贅沢な時間をこの季節を堪能しました。



追記です。

ゆうゆう公園からほど近い、野田市の野田スポーツ公園(通称NSP)、こちらは宿泊もできる公園としてとても人気がありましたが、2016年9月施行を目標に火気の使用を禁じる条例が作られるとの事。
私は野田スポーツ公園へは行ったことが無かったのですが、元々キャンプやバーベキューが目的の公園では無いとのこと。

それを黙認してもらっていた恰好だったようですが、今回、条例ができた理由は使用者のマナー違反が目立つという話からだそうです。ゴミ問題、違法駐車など、使用者間のもめ事もあったとか、近隣からの苦情もあった模様。

ゆうゆう公園も我孫子市のはからいで、今はかなり自由に使える場所として存在していますが、ひとたびマナー悪化が目立てば、使用できなくなる可能性もありえます。
このサイトを見て下さった方々に念のため知って戴きたく追記させて頂きました。
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